よしもとばななの
「ハゴロモ」という本を読みました。
8年間の不倫の恋を終え、疲れ果てて故郷へかえった主人公。
変わらずそこに流れている川、幼なじみとの再会や不思議な出会いを通じて、自然と心を癒していくお話。
ふわふわ~っとした話で、読み終えた後はぴんとこなくて・・・
翌日、友達に本の感想を話しながら、じわりと伝わってきた本でした。(笑)
私の分かりずらいであろう感想を聞いて、ちゃんとコメントしてくれる彼女。
いつもどうもありがとう!
さて
ハゴロモっていうことばの意味をご存知ですか?
この本の中では、故郷で知らず知らずに癒された感じのことを「羽衣」のようだと言っているのですね。
普段使わない言葉だけど、柔らかそうで優しい言葉ですね。
* * *
羽衣(はごろも)
天人が着る、天上を飛行する霊力のある衣。鳥の羽で作るという薄い衣